その日の飲みは10人くらい参加で、

結局2次会終わって長崎の家に行ったのは5人だった。

俺、長崎、飯田、本宮、文乃ちゃん。

その日文乃ちゃんは珍しく女の子一人になっても残ってた(まあ俺と話してたんだが)

他の子は良くあったんだけど女の子一人っていうのは文乃ちゃんは初めてだったと思う。

まあその日は散々飲んだのでいつも通り5人で一部屋に雑魚寝した。

で、寝始めたんだけど、

寝て一時間も経たない、夜中の二時頃だったと思うけど

肩をトントンと叩いて起こされた。

起きると男3人。しかもニヤニヤしてる。

「ん?」

とか言うと、本宮が部屋の一点を指差した。

見ると文乃ちゃんが掛かってた布を全部はがしちゃってた。

暑かったからな。

で、上のブラウスの胸の部分が開いてて、ブラが見えてる。

そんで

スカートの前の部分だけ不自然にめくり上げられてた。

俺はボーっとして

「え?」

とかいうと

3人が全力で俺の口塞いで隣の部屋に連れてった。

「何?」

「バッカ声だすなよ!」

「いやんなこといわれても。」

「やっとあそこまでやったんだぞ。」

聞いてみると長崎がトイレ行こうと起きたら文乃ちゃんが毛布取っちゃってたと。

で、最初は次に起きた飯田と眺めてたんだけど、

本宮が起きてスカートを徐々にめくってみたと。そういうことか。

俺が急に起きるとやばいのと一緒に楽しもうとのことで起こしたとの事。

皆酒はいってるからかすげえハイテンションだけど目が笑ってません。

俺「いや、やばくねえ?」

「ざけんなよ。チャンスだろ!」

「バーカ!」

「カーバ!」

俺は彼女を好きとか皆知らないので皆目が爛々としてた。

ただ、その時どうかしてたんだけど、俺もすげえ興奮してた。

彼女の色っぽい姿なんて夏合宿の時の水着とか、

祭の時の浴衣とか。

こんな直接的なのは初めてだったし、お酒はいってたし。

で、皆と一緒に参加してしまった。

正直しなければ良かったと思ったよ。今でも思う。ただ凄い興奮したね。

それで文乃ちゃんの寝てる部屋に戻った。

とりあえず4人で囲むのはやばいし、さすがに人の雰囲気ありすぎでばれそう。

で、本宮と長崎が2人がかりでちょっとずつ脱がしてった。

スカートはめくるより外しちゃえって感じで横のホックを外して、

ギリギリまでめくり上げた。

上もちょっとづつね。

俺は見てただけだったけど凄く興奮してた。

そのうち長崎が

「もうやばい。我慢できない。起こして口説いてやっちまう」

とか言い出した。

俺は流石に言い出そうと思ったけど、起こしたら彼女は怒り出すだろうし、

それで終わればいいと思った。

他の奴らもそこまで根性はなかったし、

長崎が

「ちょっと隣の部屋言ってて。マジで口説いてみるから」

って言葉に不満を言いながらも隣の部屋に行った。

俺はきっと叫ばれて終わりだとか思ってた。

で、隣の部屋行って、

すぐ声とか聞こえてくるかと思ったらそうでもない。

長崎が起こして、2人で喋ってる声は聞こえてくる。

最初の文乃ちゃんの

「え?あー」

って声と長崎の

「皆帰っちゃってさあ」

って声は大きかったから聞こえたけどそれ以降聞こえない。

俺は気が気でないのに

他の2人は

「眠い」

とか言って寝ようとする。

お前らはいいけど俺はよくない!

長崎が皆帰ったとか言うって事も聞いてない!

悶々としながら隣の部屋にいたんだけど、他の2人にそんな姿も見せられなかった。

すげえイライラしながら隣の部屋を気にして、眠そうな2人と喋ってた。

「あいつもよくやるよなー」

「はは」(乾いた笑い)

とか就職の話とか。そんな話聞いてる余裕はない。

隣で何が起こってるか知りたくて仕方なかった。

何も出来ないでいて20分ぐらいたった頃、飯田がしょんべんとか言って立ってった。

もちろん音立てんなよ!と本宮が言った為、すげえゆっくり。

トイレのドア空けるのも時間かけてた。

部屋でイライラしてまってたら本宮がゆっくり手を振ってきた。

当然真っ先に行く俺。

手を振ったのは飯田だ。振られていったのが俺と本宮。ゴメン。

飯田「やっべーーーーよ!マジでやってるよ。マズクね?」

俺「は?」

飯田「見てみろ、見てみろ。絶対見つかんなよ!俺部屋戻るって。」

俺はヤバイと思いながらもう一部屋の前にゆっくりハイハイみたいな格好で近づいて

ちょっとあいてるドアから覗いた。

本宮は俺の上で、俺は膝をついて覗き込んだ。

「んんうっ。んっ!んっ!つっうんっ!」

とか言う声が小さく聞こえてた。部屋の方が暗いから(廊下は小さい電気がついてた)

最初はよく見えなかったんだけどだんだん見え始めた。

本宮は俺より高い位置だったから先に見えたみたいで

「うわ、やべーってこれ。」

って小さい声で俺に言った。

見えるようになって、見ると、部屋の真中ぐらいの皆が雑魚寝するところで、

長崎が文乃ちゃんの足を持ち上げて腰を叩きつけてた。

あああああああああああああああ。

やべえって、どうすんだって。

喉が渇いてしょうがなくて、ショックで思わず手を付きそうになった。

「ああっ!あんっ。。やっ・・・ふんっ」

とか文乃ちゃんは全然嫌そうじゃなかった。

長崎は必死になってて、まだ酔っ払ってるなって感じのハイテンションだった。

文乃ちゃんの顔はドアから離れていて、声だけが聞こえていて、胸から下だけが俺から見えていた。

下半身は裸で、ブラは押し上げられていた。

見てたら

長崎は一回動きを止めて、

文乃ちゃんもそれで声を止めてはーはー言ってた。

と思ったら長崎は足を持ち替えて又小刻みに押し付け始めた。

「あっあっあっあっああっあんっ!」

と文乃ちゃんがいい様に反応するのを楽しんでるみたいだった。

本宮もすげえ興奮してて俺に

「ヤベーってやってるよ、」

とかぶつぶつ言ってた。